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しんぱ(写真をクリックすると・・)
「しんぱ?なに??この魚???」正式名称「カワハギ」俗称「丸ハゲ」と言われたらピン!とくるでしょう。徳島県南、特に阿南市橘町の住民はこう呼ぶ。なぜしんぱなの?と聞いてみると100人中100人までが「昔かっら呼んでいるからしらん!」とのこと、いい加減であるが取りあえずこの魚はしんぱです。
ハギ類の特徴は何といってもこの口です。なんともかわいいおちょぼ口。でも歯は何でもかみ砕くぼど頑丈で歯科医師会推薦モノです。そして体はざらざらとし滑りがなく見た感じはとても旨そうに思えません。
ところがこれを食したらもう一度食べたくなります。特に肝は身を捨てても惜しくないほど美味!高価なあんこの肝より安くどこの魚屋さんでも冬になれば必ず手に入るスグレモノです。
季節は冬、寒い外から帰ってきたら女房・子供のお出迎え、そして食卓には土鍋から勢い良く噴く湯気、ふたを開けてみればしんぱの水炊き、女房から「お疲れさま、ささまずは御一献」人肌に暖められたお酒を片手にしんぱの身そして肝を食す。心も体もホットする瞬間が至福の悦びになるでしょう。
この様に家族団らんにも一役買うしんぱ水炊きのほか煮付けでも美味しく細ねぎ・わけぎと一緒に煮付ければさらに美味しい。
そしてこれぞ究極の食しかたは刺身でしょう。それも身だけでなく肝も刺身でいただく、身はしこしこ、肝はねっとり。これしかあり得ません。この場合、しんぱは活き〆のモノしかもその日の朝捕れのモノしか出来ません。しかも魚屋さんによったら刺身に出来ない人もいるから厳選素材で特選店でしか味わえない「通の中の通」の味。
寒い冬をホットにするのはこれしかない!
奥さんいそげ〜!
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