|

かっつを(写真をクリックすると・・)
「目に青葉、山ホトトギス、初鰹。」と短歌にも詠まれているこの魚、4〜5月が旬といわれている。が!本当に美味しい時期はこの頃です。じゃ何でこんな歌が詠まれて有名なのか?というと、昔江戸(関東、東京)でのお話で、かっつをの生態は、南太平洋に生まれたかっつをは黒潮に乗り日本近海に現れる。その北上する過程で関東地方に漁獲される時期が4〜5月で初物を珍重する江戸っ子は粋と称して食べたがる。だからこんな歌が詠まれました。
でも、まだこの時期は美味しくない!かっつをは東北あたりまで北上しそれから産卵のため南下を始めます。徳島・高知県沖の太平洋に再び現れるのが10月ごろです。この産卵時期がポイントで産卵のためかっつを自身体力を着けるため太ってきます。日本近海からちょうど離れようとする徳島・高知県沖が最高の脂の乗りになる写真の下で見えるように皮と身の境目の部分が白っぽく見えるのが脂です。この時期のかっつをを「脂かつお」「トロかつお」と呼ぶのがお解りでしょう。
食べ方は、たたきでも良いのですが、鮮度のいいモノは是非、刺身にして下さい。脂の乗ったかっつをはマグロのトロに負けないほどの甘味があり堅い身も不思議と柔らかい。かっつを独特のくせがあるが気になる方はおろし生姜を付けていただくのもいいでしょう。
では、魚屋さんでかっつをを買うときは「日戻りを刺身にして!」と言ってください。かっつをの漁法は色々ありますが、日戻りはその日に釣って漁港に帰るから鮮度抜群!24時間以内に魚屋さんの店頭にならんでいます。これならたたきにするのは惜しいやはり刺身でしょう。これを頼むのは「通」のみ、魚屋さんも驚きです。かっつを自体も大きく大きいモノは10kgモノも存在しますので、一本買いは出来なくても魚屋さんはイヤな顔をしないからわがままをいってくださいね。
さぁ秋の旬を先取りしよう!
厳選素材のIndex に戻る |